甘酒

古来、日本は「豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)」と呼ばれる美しい国でした。

「豊かに葦の生い茂った湿地の国」という日本の風土を表現した美称で呼ばれるように、みずみずしい稲穂(瑞穂)がたわわに実る水田稲作の国で、稲作を中心として発達してきました。

雨量が多く、湿度も高い、さらに温暖な気候のためにカビが発生しやすく、このカビと上手に共存しながら先人たちは生きてきました。

カビとの共存、そしてそこから数多くの発酵食品が作られました。

日本には数多くの優れた発酵食品があります。

納豆、ぬか漬け、味噌、醤油、食酢、みりん、日本酒、なれ鮨、鰹節……

 

甘酒もこの発酵食品のひとつです。

 

甘酒には2つの製法があります。

一つ目は酒粕を溶かして砂糖を加えたもの(少しアルコールぽさがある)。二つ目は米麹を発酵させたもの(アルコールは含まれない)です。

 

米麹で作られた甘酒は、米と麹を発酵させて作り発酵の段階で自然の甘さが出るので砂糖は不使用です。

 

塩麹をはじめとした麹ブームの影響もありスーパーや自動販売機でも甘酒を見かけることもあります。

甘酒の栄養成分は病院で打つ点滴とほぼ同一の内容のため「飲む点滴」とも呼ばれているそうです。

体が疲れている時、弱っている時にはもってこいですね。

 

発酵食品のいいところが凝縮されたような素晴らしい効能を持つ麹の甘酒。

麹があれば、ご自宅でも甘酒を作ることができます。

ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

 

次回は甘酒の作り方についてです!

お楽しみに!

 

 

 

ユミヨシ